RCEユース会合
2月10日、11日に北九州市にてRCEユース会合が開催されました。RCEとはRegional Centres of Expertise on Education for Sustainable Developmentの略で、国連大学が認定している持続発展教育の地域の拠点です。北九州もその一つで、年に一度国内のRCEが集まって実務者会議とユース会合を行っています。今回のユース会合では、北九州市の地域レベルの課題に触れ、それらをグローバルな課題へ繋げること、ESD推進活動の情報共有・発信のプラットフォームを整えることの2つを目標に全国から集まったRCEユースの皆さんと一緒に活動に取り組みました。1日目には八幡東区の環境ミュージアムを訪問し、北九州市の公害克服の歴史を中心に学び、グループごとに学んだ内容を踏まえショート動画を作成しました。作成した動画はRCEのSNSへ投稿し、ESD推進活動の情報発信を行いました。2日目には、フィールドワークを行いました。洞海湾クルーズ、社会福祉法人もやい聖友会、曽根干潟の3種類のコースに分かれ、体験型で環境問題について学びました。それぞれの訪問先で学んだことを模造紙や動画にまとめ、他のグループの人やSNSアカウントにも共有しました。これらの2日間の活動から、北九州市ではどのような環境問題が起きているのか、RCEユースの各自の地域で同じような課題はないか、さらに世界に目を向け、同じような課題はないかという3段階の視点で環境問題と向き合いました。今回のユース会合には、県外からの参加者も多くいらっしゃいましたが、皆さん北九州市の環境問題について積極的な姿勢で学んでくださいました。国連大学のサイトにも記事が掲載されていますので、ご覧ください。
英語版
https://unu.edu/ias/news/japan-rce-youth-explore-local-initiatives-global-sustainability
日本語版
https://ias.unu.edu/jp/news/news/japan-rce-youth-explore-local-initiatives-for-global-sustainability.html




